コロナ日報

[4月17日現在]

 

 





[4月12日;初回記載分]





4月11日の東京の新規感染者数は下表の通り、197人で累計感染者数1902人となりました。

これらの数字を、前ページコロナウイルス3で紹介した西浦シュミレーションのCAD取り込みグラフに記入したものが一番上のグラフです。

総理発言の「2週間後、1万人」の予測値軌道からは、前ページ記述の通り、まだ、相当下振れする発生数にとどまっているようで、同下表にある、44百人から71百人予測値のペースの間の発生数にあることを、下のグラフに示しております。
21日に累計1万人の予測値に対して、今日以降、440人以上の新規感染者発生でも、97百人強の累計感染者になることを、同下表の右側の欄及びセルに表示しております。



 

上の表は、読売新聞オンラインに掲載された米ジョンズ・ホプキンス大学が集計した4月11日正午時点の世界の感染者数及び死亡者の集計表に、各国の人口及び各比率等を追加して表にしたものです。

これによると、各国の人口合計約48億人中、153万人が感染し、10万人近くの死亡者が出ています。

最大の感染者数発生国は米国の50万人ですが、空色セルのEU全体では下から2番目の行の通り、71万人と”大陸”的には、未だ、感染の中心地帯となっています。

最大の死亡者発生国は、イタリアの18千人強ですが、既報道の通り、既に米国が2万人に達しているとのことです。ただ、同じくEUとして見れば、68千人であり、規模にはやや差があります。

これは、右側欄、死亡率が、米国の、4%弱に対し、死亡率最大国がフランスの14%であり、EUとしてみても10%弱と圧倒的差があり、”ギリギリ”医療崩壊をこらえている米国と、イアタア等既に医療崩壊している国が含まれるEUとの差が出ている、と言う事だと思います。

一方、日本は、感染者6180名・死亡者数121名と集計されており、これは、集計33カ国中23番目の数字で有り、死亡率1.96%も同じ23番目ですが、人口比感染率0.⒌BPは27番目と更に低い数字になっています。

合計の行の感染率と死亡率はクルーズ船及び武漢帰国者の数字を除いた、それぞれの平均であり、その下の数字は標準偏差になります。                   これを見れば、分るとおりに、平均より標準偏差の値が大きくなっており、各国・地域・母集団に依って、コロナウイルスの脅威は、相当格差・偏りが大きく、”平均的・標準的”に、一律に論じられない、事が分ります。-各国の社会習慣・医療・経済状態等社会全体の差が、対コロナ戦争に現われている、と言って良いかと思われます。

それで、最後の行に、東京の感染者数1902人・死亡者40人の数字、並、感染率1.36%・死亡率2.1%を挙げておきました。

今後、先の西浦シュミレーションの具現度合いに応じ、これらの数字がどう変化していくか、世界の状況と合わせ、見ていく、記録していきたいと思います。